Sunday, 5 October 2008

Far from 'Survival of the fittest'.

あっという間の週末だ。けっこういろいろしたから良かった。しかしあちこちよく歩いた。今日の残りの時間は本を読みたい。暫くそんなこんなで忙しいと思う。ちゃかちゃかと、てきぱきと、こなしたい。

米国の金融法案がついに通って、多くの人々が安堵しているようだけど、それってどうだろう。あれだけの問題を、それもたくさんの国々に影響を与えるような問題を引き起こしておいて、それが救済されるというのは、おかしい。何をやっても大丈夫、ということになるからだ。そもそも金融、保険というのは往々にして実体の無いものだろう。それが無いと経済が回らないと言うのは当たり前だから言う必要も無いが、それが勇み足を続けたらどうなるだろう。結果は、今回の一件が如実に表していると言える。

そもそも資本主義的新自由主義経済とは、survival of the fittestという前提があるのだから、今回破綻した企業はthe fittestではなかったということで、本来ならばそのまま淘汰されなければならないのであるが、どうもそうすることができない。そうしたら大変な影響があるから。だから救済されざるを得ない。もちろん最初は金融法案が否決されたので、そういった力は米国で機能しているということになる。でも、結局通ったということはsurvivalできなかったし、またthe fittestでもなかったということだ。

日本も含め、世界各国で、こういった救済措置がとられる。つまり、the fittestでも無いような企業の存在する産業であると言える。それでも救済して存続させざるを得ないという、この現状…。何かしようにも、あまりにも力の差がありすぎて…。まさか社会主義革命なんて言えないしな、今更。ただ何らかの「代替案」があっても良いと思う。それは何だろう。

end

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