Tuesday, 30 September 2008

米国とかタイとかのこと

寒いからちゃんと暖かくして寝ないと。

ところで、おいおい、じゃないか。米国で金融法案が否決された。おいおいって書いたけど、否定的な意味じゃなくて、むしろ感心さえしている。新自由主義経済とはここまで徹底できるものなのか、と…。しかしウォール街での法案反対デモなんかを見ると、米国の特殊性を感じる。国家ひいては世界に悪影響を与えうる一連の金融危機、それでも国家は距離を置くべきだと考える人々…。超大国は何をやっても影響力を持つんだな。Bricsの台頭で、そして現政権のレームダック化で斜陽かと思いきや、まだまだ存在感があるんだ。次期大統領の下ではどうなるんだろう。ちょっと内向きな感じになって、政治的な影響力が若干落ちるような気がする。

タイの知人に久々に会って、政情等を聞いた。首相府で座り込みが続いているけど、他のところでは通常通りの社会機能が保たれているらしいから興味深い。手当たり次第の凶暴化ではないんだ。つまり批判対象が明確だということだ。この点で秩序があるというわけだ。赤軍、学園紛争、テロ、無差別殺人と完全に異なる。ということはタイの社会は、それはそれで安定しているということだろう。南部は除くが。

さて研究。何回も気合を入れてやっていかないと。モチベーションを保ってやりたい。本当にアイデア、無謀なものも含めると、たくさん浮かんでくる。それに枠組みを与えて、thinsulateの生地を裏返したみたいに、より多くのものを受け入れて、昇華させたい。先行研究を見ると、しかし、自分がこれからやる必要が無いんじゃないかと思えてくる時も、正直言ってある。だって自分が思うことや考えることが既に行われているから。でも良い点は、裏を返せば自分の考えの筋は悪くないということだな、と自分に言い聞かせることが出来る。

end

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