Wednesday, 23 July 2008

古典

眠らないとなかなか大変。最近本当にそう思う。何が大変かと言うと、日中眠くなってしまう、あるいは集中できなくなってしまうこと。だからしっかり寝ないと。でも静かな夜は、いろいろしたくなってくるし、頭も冴えてくるような気がする。

特に雨の夜は最高。静かで涼しい感じで。春はあけぼの、みたい。昔の人もそうやって好きなもの、時間、景色とかがあったのだなぁ。だから古典を読むと、古いにもかかわらず、気持ちや情景が分かったりする。不思議。時を越えても相通ずるものが、人間にはあるのだろうな。それが古典を読む意義だろうか。そこから真理を追究するとか、できるから。だから、本当は面白いんだ、古典は。中学や高校ではちっとも勉強しなかったけど、そういったことが今頃分かるなんて、変な感じだ。

日本語と英語の違いについて薀蓄を傾けるのも野暮だけど、日本人が日本語を読んで理解するのと外国人がそうするのでは、やはり深度が違うのだろうな。古池や…も、The old pond ah! A frog jumps in; The water's sound!じゃあ、なんだか興ざめ。もちろん、外国の考えを日本人が理解しようとする時も、同じ様なことが言えるのだろう。

自然科学と違って、人文や社会科学は、広く応用可能な命題を見つけることはとても難しいと思う。でもそれに近付くことはできるのかな。

清少納言↓↓↓。


end

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