Wednesday, 11 June 2008

Knowledge is power.

日付が変わってしまったけど、まだやらなければならないこと、じゃなくてやりたいことがあるからもう少し起きていよう。

最近なんとなく思うというか、感じることだけど、教育を受けるということは大きな意味を持つと思う。今更ながらなんだよ、という感じだけど。この前、いろいろ思考の仕方について話をしている時、一人の人が、その時話していたことについて、「こういうことは知識として知っておくのとおかないのでは大きく違う」という主旨のことを言っていて、その時話していたことは、自分(達)にとっては、それ程新しい知識でもなかったので、そんなものかな、なんて聞いていた。

でも最近いろんな人達の言動をなんとなく見ていたら、やっぱり知識が有るのと無いのでは、かなりモノの見方や言動が異なるということを実感せざるを得ない。あまりこういうふうに思ったことがなかったから、不思議な気持ちになったと同時に、ちょっとまた目の前の霧が晴れたような感覚だった。研究のようなことを始めてから、こういう発見は少なくない。たまたま近くにいる人が話していることが耳に入った時とかも、なんだかパズルのように他の事柄と繋いで整理整頓して理解することが、少しずつできるようになってきた。

これまでは何と言うか、知識だけでは人を評価できないと思っていた。もちろんそれは今も変わらない。だけど、知識があると、知識が無いよりは物事を大局的に見られる可能性が高くなる。この知識とは、学問でなくてももちろんOK。でも学問は体系化されているという利点があることも確か。そんなことを考えると、自分が無知なことは相変わらずだけど、それでも、いろいろと見えてきた。

学力について今度シンポジウムがあってそれに誘われているから行く。どんなことが聞けるだろう。「あの子は勉強が出来るけど、良い子じゃないね」というのと、「あの子は勉強が出来ないけど良い子だね」と言われる二人の子供がいたとする。その場合、前者の子に対する教育の方が間違っていたと言える、と聞いてなるほどと思ったことがある。勉強とは本来物事を見て、心を成長させる為のツールだからだ、みたいな結論だったかな。

end

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