引いていた風邪も殆ど治って良かった。鼻と咳は出るけど、ほぼ完治。なんだかよく分からない、不安定な中途半端な天気ばかりで、突然寒くなったりするから、もうちょっと気をつけよう。
ある北米出身女性の家に用事があって、事前に許可を得て鍵を借りて部屋に入って、他の人たちが来るのを待ったのだけど、入室するなり正面に肌着類が、でーんと干してあって、何と言うか、ちょっと困って?呆れて?、見えないように移動させた。さすがに後から来る人たちにとってもあまり印象が良くないと思ったのだ。用事自体は予想よりもかなり長く時間がかかったけど、無事に終了。一安心。その後でノコノコその女性本人が帰ってきたから、ちょっと洗濯物の扱いについて諭したら、あらそう、急いでいたから。でも気をつける。だって。
で、その用事だけど、多くの人との電話でのやり取りがあって、その時に気が付いたことがある。電話の向こうの所謂オペレータの人は、遣う言葉はすごく丁寧だけど、なんだか不自然な場合がある。マニュアルを目で追っている、そんな感じが電話越しに伝わってくる。話し方はある程度丁寧ならそれで良いから、それよりも融通を利かせて欲しい。機械じゃないんだからさ。機械と同じことをするなら機械にやらせたらよろしい。だからこそ越境行為というか、ちょっと柔軟に対応してくれる人や不自然に事務的じゃない人には好感が持てる。今回も大変助かった。いかにもマニュアル的な人が何かのきっかけで笑ったりすると、自然とこっちも和むから、会話円滑になる。でないと紋切り型で事務的なままだからつまらん。
電話だけじゃなくて技術者の人も二人、工事に来たんだけど、多分彼らは家でもあんな感じなんだろうなというくらいの自然体プラス礼儀正しくて更に問題解決も早くて、職業人の鑑だと思った。どこにいても飄々としてそのまんまの人、そしてそれを意識しない境地にいるひとは見ていて安心する。軍隊でも隊長が毅然とし続ける隊は隊員の生存率が高いということを読んだ。
現代社会はいろんな顔を使い分ける社会と言われるけど、使い分けるのは顔ではなくて役割なら良いなと思う。
end
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