去年の今頃も桜について、ここに書いたと思う。その時の気持ちとはまた違った気持ちで桜を見た。自分自身でもそうなんだから、皆、きっといろんな想いで桜を見ているんだろうと思う。そんなことはお構い無しに、桜は咲くんだな。物事は一般化しないと説明しにくいからどうしても一般化するけど、それでも「森」にある「木」を見ていられる人でありたいと思う。
別に何かから卒業するわけでもなく、どこかへ引っ越すわけでもないけど、三月とはなんか、区切りの季節。どこにいてもそう思う。それまでのことを忘れてしまうわけではないけど、新しい物事が始まるという気持ちになる。でも新たなスタートというよりは、それまでの延長線上であると思う。目から鱗の経験はこれからもっとしたいけど、柔軟かつ剛性の高い感じでいきたい。これができたら、どこへ行って何をしても大丈夫だと思う。張り切りすぎるとよくない方向へ向かいがちだから、なんとなく意識する程度にしよう。
じゃあ今年度の総括ということで、お気に入りを記録しておく。
本: 三島由紀夫の「潮騒」
映画: "American History X" 「ビルマの竪琴」
場所: London
学問: 社会学
ところで、東京にはやっぱり人が多い。すごく多い。でもそれはいろんな種類の人がいるということで、混雑は好きじゃないけど、多様性は大きいと思った。夜に歩いていたら、ギターで歌う人達がそこここにいた。一人はStand by me. とか、有名な曲のカバーをしていて、暫く聴いた。自分が熱くバンドをやっていた頃を思い出して懐かしい気持ちになった。↓は、ごく稀にカラオケに行った時に歌いたくなる曲。
外国人も多くて、観光客なのか、いろんなところで写真を撮っていた。下は夜の新宿駅、ラーメンの屋台の写真を撮っていた女の子。屋台が珍しいようで、何回も撮っていた。待ち合わせ中に、なんとなく撮ってみた。
今日はゆっくり寝よう。
end
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