北国の変、訂正、恋、と公用パスポート

電車の中で読書をするのは楽しいとこの前書いた。先日の夜も電車に乗って着席し、束の間の読書を楽しむ準備は万端であった。しかし、ある意味迂闊にも他の事に気をとられてしまった。たまたま隣に座った妙齢の女性二人のうち一人が、自分の恋人に浮気されていた事を、周囲を気にする様子も無くベラベラと話していたのだ。それが聞こえてきたのだ。浮気相手が自分と比較すると全然可愛くない後輩だとか、決定的証拠を掴むために偽名で恋人にメールを送ったら返信があって、その返信メールでは更にもう一人別の女の人の影がちらついていたとか、その男が最後は雪の降る日に海に飛び込み、それに続いて自分も飛び込んだとか、まるでテレビ番組の「恋のから騒ぎ」であった。そう言えば、かつて知り合いの一人に本当の恋のから騒ぎに出演していたAちゃんがいたが、自他共に認める一途な子だったな。

再びハワイ関連の連絡有り（はぁ？と思う人は、こちらへ）。引き続き調整中らしく実際に行けるかどうか分からないが、一応緑色の公用パスポートを発行してくれるらしい。その為に今週中にその出先機関まで手続きに行ってくる。写真の為にも散発、訂正、散髪しよう。あーあ、期待を持たせるなぁ。自分でどうにもできない話だからやきもきしても仕方ないのは重々承知だけど、行けたら良いよな、ほんと。行かせてくれたら、期待以上の良い結果を出すからさ。まあ、これからの為にもこの公用パスポートを発行するのだろうから、今回行けなくても多分また声はかかるような、そんな感じだ。いずれにしても緑のパスポートは記念にしよう。でも自分で保管可能なのか知らない。無理かな。「結果」と言えば、よく「結果を出したいと思います！」なんて聞くけど、結果なんて何も能動的にならなくても出るよな、良いか悪いか別として。だからそんな言い方は変だな。

＜了＞