Monday, 9 February 2009

それならそれで…

コツコツやり始めるようになってから、少しは心が穏やかになってきた。でも次の研修生の案件が始まるので、しっかり動いていかないと。時間は少ない。最近何をやるにも時間が少なく感じられる。

長らく親しくしてきたJがカナダに帰ってしまうことになり、残念だ。でもこれも仕方がない。本人はあまり帰国したくないようだ。何をしても、残す者と残される者がいる。何をやってもそうじゃないか。一体誰が決めるのだろう。こういったことは、既に決まっているのだろうか。

もう一つ、頑張ってもそれが評価されない場合もあるし、逆に頑張らない方が評価される時もある。研修生たちのCVを見ていると、そう思う。そういうのが一番良くないと分かっているのに、自分がそうしていることに気がつく。

いろんな理由で、必要とされたり必要とされなかったりする。だから、一般的に言えば、ある「ふるい」に残らなくても、諦める必要はないと思う。

「好きなことを一生懸命にやれば良い」という言葉は、子どもの時からずっと聞いている気がする。しかしこんなに選択肢があふれている現代社会で、好きなものとは何だろう。いろんな選択肢に触れてから、選択するのだろうか。それともすべての選択肢を知ることは不可能だから、何か適当なものを選択するのだろうか。

多くの人が、大人になるにつれ、いろんな限界を知る。そして好きなことを諦めたりする。そして流れのままに落ち着いたりするだろう。それでも、その人たちは好きなことをやるということが大事だと言う。また、好きなことを、ずっとやり続けている一群の人々がいて、その人たちもまた同じように言う。ということは、そうした方が良いのだろう。

何をやっても、後で肯定するしかない。たとえそれが失敗であったとしても、今の自分はそこから出発しているからだ。そして、本当に大事なものは、目に見えないというのも、多分本当だ。

end

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