Saturday, 1 March 2008

N氏達との午後

カンボジア人のN氏一家を囲む昼食会(?)に呼んで頂いたので、行ってきた。たくさんの美味しい料理も出て、とても楽しい会だった。昨秋産まれた女の子もはっきりした顔になっていて、可愛らしかった。父親似。目がパッチリした美人だ。

N氏達は暫くすると帰国する。かなり仲良くやってきたので、残念だ。だけどカンボジアには必ず行きたいと思う。アンコール・ワットの国、旧ポル・ポト政権の国、というくらいしか知らなかったが、彼を通じて視野が広がったと思う。そして彼の周りにいた人々も、これまでいろいろと楽しい経験をしたようだった。自分は、彼の滞在に最初から最後まで関わったも同然なので、感慨深い。本当に、不思議な出会いだ。自分が、彼に関する依頼の電話を取らなかったら、もしかすると、否、きっと会うことは無かったと思う。でも電話を取って、会って、今に至る。これを縁と言わずに何と言うか。

前にも書いたように思うけど、友人知人と暫くの間会えないという状況になっても、すごく悲しいと思わない。何故だか、きっといつかまた会って、その時はいつもどおりに接することができると思うからだ、勝手に。それにメールがある。チャットもできる。こんなこともその理由だと思う。もちろんそうはいかない場合もあるから、そんな時は複雑だ。

世界にはたくさんの人がいて、全員に会うことや全員と接することはできない。だから、自分が会う人や接する人だけから、自分は影響を受けるだろうし、影響を与えるかもしれない。でもその人達もそれぞれが別の人と交流しているわけだ。だから、自分は、その人間関係の全体から影響を受けていることになる。では、自分の友人知人の一人から始めて、見ず知らずの任意の人を選び、この二人の友人知人を辿っていったら、彼らはなんらかの繋がりで結ばれるだろうか。こんなことを、時々考えたりする。

end

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