Monday, 16 July 2007

Good bye

最高の天気に恵まれた海の日が終わった。ここ2ヶ月ほど、あっという間に過ぎてしまった。だからいつの間にか海の日が過ぎて驚いている。雪が融けたと思ったらもう夏か、そんな感じがする。

最近外食が続いた。台湾料理、パスタ、ステーキ等。どれも美味しかった。それに、いろいろな人に会ったので良かった。何人かの友人のお別れ会でもあった。

外食はちょっと食傷気味。そして食べ過ぎている。ところが幸い体重は増えるどころか減っている。それはそうと最近人から頂いた梅干が最高に美味しくて、毎日食べている。

さっきも書いたようにお別れ会があった。多くの時間を共有した人々であるが、その彼らとこの先いつまた会うかは分からない。しかしながら別れ際はいつもと同じ様な感じであった。このところ数年はいつもそんな感じだ。確かに、電子メールのおかげでいつでも連絡できるし、国際電話だって国によっては国内電話と同じくらい安くかけられるから、「もう会えない」、「もう話せない」という感覚が以前よりも弱くなってきているのかもしれない。そしてそれが、自分が経験する出会いと別れが多くなってきた頃と重なったのかもしれない。自分が冷たいのかもしれない。否、別れ際はもちろん残念に思う。ただ不思議なことに、「きっとまた会える」というよりむしろ、「会う機会があってもおかしくない」と感じ、その時にはまたこれまでと同じ様に接することができるような気がするのだ。

ところで英語のGood bye.とは、God be with you.が語源と聞いた。神が傍にいてあなたを護りますように、という意味。日本語のさようなら、は「左様ならば」、が語源。それならば(それじゃあ)、といったところか。ちなみに個人的に良いなと思ったのは、トルコ語のさようなら。出て行く側と見送る側の言うことが異なる。出て行く側はアッラハー ウスマルラドゥック(神が共に居ますように)だから、あまりバイバイと変わらないが、見送る側はギュレギュレと言う。笑って笑って、という意味。皆の元を離れて行っても、笑顔でいなさいという意味。

自分の普段の生活はこれまで幸いなことに平穏であったが、天災や事故などいつどこで何が起こるかわからない。さようなら、という言葉も普段何気なく使っているが、元々の語源を考えると、その時その時の別れもまた一時的かもしれないし、永遠かもしれない。そう思って言葉を用いると、感慨深いものだ。普段はこんな事を殆ど考えないが、きっと時々、忘れる前にこういった思いを新たにするべきだと思う。もちろん、さようならの前にはたくさんの初めましてがあってこそだ。

今回Good byeを言った面々からは多くを学んだ。感覚も合った。良い出会いであった。

end

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