Tuesday, 30 March 2010

イイハナシダナー

今日は急遽某セミナーに参加。

政治関連のセミナー。

フランスから講師が二名。あれこれと日本の政治について話をしてくれた。その後でパネル・ディスカッションのような形態になった。特に質問が思い浮かばなかったから質問はしなかったのだけど、最後の方に講師の一人がポツッと言った言葉が気になった。曰く、日本は他の国々と同様民主主義国だけど、政治に関する話題が日常で著しく少なく、それが結果として「政治の脆弱性」につながっている、そしてそれを克服するには教育方法を変える必要があるとのこと。

自分も常々思っていることだけど、フランス人に喝破されると、それも知的で素敵なフランス人政治学者にやんわり言われると、ハリネズミのような学者然とした学者に言われるよりもハッとする。

嗚呼。

どうすべきか。

「考えることが少なくて済む」と外国人の知人の多くは言う。これを負担免除と言えるかもしれない。誰かに任せることで考えることに起因する負担が免除される。

そう映っていたのか…。フランス最高学府の人には(も)。しかしそれを問題としてprogressively変えていくべきなんだと思う。しかしいつまで待てば良いのか。あるいはもっと積極的には、いつまで奮闘すれば、どのように戦えば良いのか。そんなことを考える機会になった。

end

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