Saturday, 10 January 2009

Voice!

旧友O君が10日間くらいチベット方面に旅した様子の写真を送ってくれた。すごくきれいな写真ばかりだ!チベットと言えばダライ・ラマの本を買ったまま全然読んでいない…。

Click here for the pics from Mr Wang's 10 days in Tibet!!!

昨日か一昨日、ソマリアの知人からメールが来ていたのだけど、それにはたくさんのソマリアと周辺国関連のニュースが記載されていた。同地域は海賊だとか破綻国家だとかが話題になるが、意外にその内情は伝えられない。そこに光を当てなければ問題は解決できないのだろうけど、なかなかそれは難しい。しかしif you are not part of the solution, you are part of the problem.ということだ。but the perpetual human predicament is that the answer soon poses its own problems.しかしこれに続くのはこんな文章なんだよな…。

ところで邦人女医がエチオピア、ソマリア周辺で何ヶ月か人質になっていたのが解放されたとのことで良かったと思う。しかし前に別の件で書いたように、これは彼女の自己責任であって、個人的に言えば全く同情はしない。むしろ糾弾さえしたい。医療は地球上のどこであっても大切であるし、医療サービスが受けられない人々にそれを提供していたこと自体は崇高だと思う。しかしその態度と現地の「過激派」のメンタリティには決定的な差があることに何故気が付かなかったのかと思う。「過激派」としては、それが誰であっても外国人はどこの国の人であるかということに意味があり、その出身国に対して身代金を要求すると言うことは、このメンタリティの違いの証左だ。これは9.11は言うまでもなく一連のイラク問題の際などに、適切に時事問題に触れていれば容易に分かることのはずだ。

あとは、その人が危険であるといわれている地域に行くか行かないかを自分で決定しなければならない。結局のところ日本という国は通常個人の移動を制限できないので、どれほど危険な地域であっても退避を勧告する程度しかしない。だから自己責任ということになる。過激なことを言えば、もしも「退避勧告」が出ているような地域で活動をしたければ、その国の国籍を取り、非日本人として活動すれば良い。

end

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