Tuesday, 16 October 2007

KY(空気を読む)について

近郊の山に雪が降ったらしい。寒い、でも寒いのは大丈夫。個人的には、暑いのよりもましだと思う。寒かったら着込めばOK、一方いくら暑くても裸にはなれない。とは言え、先日散髪したらカリッと短めになったから少しひんやり。

久しぶりの知人も含めて、数人と連絡する機会があった。そのうちNさんは相変わらず聡明で、一を以って万を知るという感じ。Oさんも然り。Bさんも。でも、そうでない人もいる。暖簾に腕押しというか、そもそも暖簾にさえも触れられないような感じ。何故だろう。「バカの壁」は読んでいないが、こういった類のことが書いてあるのかなと思った。新書は面白い、速読できる。でも一気に読んだ後はあまり頭に残らない場合も多い。自分だけか?

とにかく、仕方が無いといえば仕方が無いけども、それでもなかなか分かり合えない人達との共通項を見つけられたら良いのだろう。

KYという言葉を最近散見する。空気を読む、という意味。「日本は空気の国である」という主張は戦後に活躍した社会学者も言っていたようだが、ここへきて改めて流行?の言葉となっている。その経緯はまだ調べていないが、「空気読む力テスト」なるものを発見(ここをクリックしてテストのページへ)。テストの結果、自分の「空気読み力」なるものは57だった。この空気読み力は個人的には強いほうが良いと安心するかもしれないが、実は案外それが弱い他人、つまり強い他人をどこかで求めるような気がする。自分の代わりに破天荒にやって欲しいというか。過去の全体主義の台頭の背景とか、関連している気がする。

そういえば本屋に「空気を読む」関連の本が並んでいた。読みすぎだろ、空気。そこまで気にしないでOK。本屋は興味深い場所だ。

end

No comments: